2017年3月19日日曜日

ジャガイモの植え付け

ジャガイモの植え付けに至るまで

種イモ購入

今回もホームセンターでの購入になりました。昨年と比べて売り場には多量の種イモが残っていて、植え付ける人が少なかったのか、入荷量が多かったのかなぁ?と思ったりしていると、一枚の張り紙がありました。
読んでみると、長雨などの天候不良で状態が悪かったりしているものがあるが、種イモとしては問題無いとのことでした。種イモの産地は北海道です。大変な苦労がありました。今年は天災が無いと良いですが。 
大きい種イモは久しぶりにカットして使うことに決めていましたから、購入した全体の重量はいつもより少な目です。
ダンシャク・キタアカリ・トウヤを3kg(各約750円・約900円)ずつ、メークインを1kg(約300円)購入しました。総重量10kg。秋ジャガイモの時は耕作地が拡大しているので、その時はもっとやります。
種イモの芽は少し出ているくらいなので丁度良いと思いました。まだ遅霜に要注意ですので。
あと、国産の草木灰1袋が約300円。野焼きが禁止されているので、草木灰は購入することにしています。
購入した種ジャガイモと草木灰
購入した種ジャガイモと草木灰

ケイフンは降雨の次の日でまだ袋の間が濡れていて、ガス抜きの小さな穴とパッケージミスで漏れたケイフンが強い臭いと袋を茶色に染めていました。15kgを3袋購入、400円でお釣りが来ます。お安いですね。
  

耕うん

火曜日は雨から昼間のうちに曇りになったけれど、まあまあの雨量になりました。これによって畑は少し潤ったことでしょう。
そして水曜日の早朝は外気温3度で、雨に交じって透明な氷の粒が降る凍雨(とうう)も見られました。寒気が海上から引き込まれた茨城県沿岸地帯ではボタン雪が降ったとのことです。なごり雪ですね。
降水機会が2日続くということは、もう春本番の証です。
しかし畑作業当日、相変わらず畑の表面はカラカラに乾いていて、土ぼこり対策と花粉対策で良質なマスクの着用です。
 さて、耕うんです。先週のうちに耕うん機で植え付ける場所を耕しているので、きちんと耕せているか耕うんしながら確認して、駄目なら集中的にその箇所を耕して、あとは軽く耕して終わりです。

種イモと植え付けの下準備

種イモは大きいものだけ、芽の位置を確認しながら半分ほどにカットします。トウヤは小さめなのでそのまま使用しました。
種イモのカット方法が袋に書かれています
種イモのカット方法が袋に書かれています

メークインはメークイーンとも呼んでいますが、メークインが正式名称です。あと、間違える人がいるのは、猫の種類のメインクーン。メークインとメインクーンが混同するようです。
メークインは長くて大きいので、袋書きとおりに3個にカットしました。初めての試みです。
そしてカットした面には草木灰を付けておきます。
カットしたジャガイモに草木灰を付けました
カットしたジャガイモに草木灰を付けました

畝作り

前回の秋ジャガイモでは高畝にしましたが、今回は低い畝で植え付けます。追肥の際に土寄せを頑張ることにしました。
鍬で筋を付けたら元肥としてケイフンを薄めに均等に撒いていきます。種イモ間に元肥を置くやり方はしていません。種イモの上にイモが出来ることからそうするのでしょうが。私は均等撒きで全体に元肥の効果を出そうと考えています。
ケイフンの使用で留意すべき点は、土壌の高pH値で発生する病気のジャガイモそうか病(ジャガイモの表面がかさぶた状になる)です。ケイフンは石灰分が多いので、酸性土が中和されアルカリ性(高pH値)になり、病気を誘発しやすいことがあります。
しかし当地は元々酸性度が強い土壌なので、今のところジャガイモそうか病にはなっていません。
それぞれの土壌のpH値を土壌酸度計で計測して、ケイフンを使用するかしないか決めると良いと思います。そういえばこの頃土壌酸度計を使用していませんので、機会を見て計測することにします。



種イモの植え付け

ケイフンを撒いたらその上に土を2cmほどかけて、いよいよ植え付けです。
種イモと種イモの間隔は種イモの大きさによって約30~40cmにしました。カット面を下にして種イモを置き終わったら10cmほどの覆土をし、畝を整形して完了です。
何を植えたか分かるように、ネームプレートを畝の先頭に差し込んでおきました。
余った種イモはお裾分けをしました。
種イモの植え付け
種イモの植え付け

収穫は約3か月後です。イモ掘り時は熱いなぁ(気温)。
  

春のミックスリーフとベビーリーフの種蒔き

時期的にほんの少し早いですが、1畝作って密集撒きをしておきました。間引きながら収穫を継続させます。
種蒔き後の水やりはしていません。自然に任せます。
畝作り中に小さな土師器片が2片出て来ました。
土師器の甕片か壷片か?古墳時代以降奈良・平安時代のものでしょう。
土師器の甕片か壷片か?古墳時代以降奈良・平安時代のものでしょう。

土師器の埦片か?赤彩されています。古墳時代のものですかね。
土師器の片か?赤彩されています。古墳時代のものですかね。
いずれも、はるか昔に近所から表土を畑に持ってきた時に、一緒に運ばれてきたものです。

春の花が開花

日没少し前にはウグイスが初鳴きです。一度きりですが。
土手にはムスカリが咲いていました。
ムスカリの花
ムスカリの花
イチゴの花が咲きました
イチゴの花が咲きました
植え替えていない所のイチゴは花が咲き始めています。





管理者 : Masa
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